こんにちは。ラフと申します。
先日、 Youtube動画でも紹介をさせていただきました、
シャリンバイについて紹介をさせて頂きます。
YouTubeはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=9qHArK5ZNYE
シャリンバイは、優秀で万能な植物ですよね!
私も大好きです。その魅力を伝えられるように頑張って書きましたので、最後までご覧くださいね。
シャリンバイ(車輪梅)
学名 | Rhaphiolepis umbellata |
科/ 属名 | バラ科 シャリンバイ属 常緑低木 |
英名 | Yeddo hawthorn、Japanese hawthorn、Indian Hawthorn |
開花時期 | 5月~6月ごろ 果実:10月~11月 |
原産地 | 日本(東北地方南部以南)、韓国、台湾 |
花の色/ 果実 | 白色 果実:黒紫色 |
別名 | タチシャリンバイ、ハマモッコク |
花言葉 | 『そよ風の心地よさ』『純真』『愛の告白』 |
誕生花 | 3月7日 |
病気 | すす病 |
害虫 | カイガラムシ、アブラムシ |
特徴 | ・萌芽力が強く、刈り込みによく耐えることので生け垣に向く。 ・葉は厚く光沢があり車輪状に展開するため、この名前がつけられた。 ・5月頃に咲く花は白い梅のような形をしており芳香がある。 ・沖縄の方言ではテカチ、奄美大島ではテーチ木と呼ぶ。 ・耐潮性・比較的耐陰性もあり沿岸付近でも生育できる。 ・大気汚染に強く、日本の本州以南ではよく交通量の多い道路沿いの街路樹としても植えられている。 ・樹皮や材にはタンニンを多く含んでおり、煎汁をとって大島紬の染料に利用できる。 |
上記のように、シャリンバイの優れた特徴は主に5つ。
・刈り込みに強い
・沿岸部などの潮風に強い
・比較的日陰にも耐える
・大気汚染に強い
・花つきが良い
続いて、シャリンバイの種類を見ていきましょう。
今回紹介させていただく3種類は一般的に流通しておるものが多く、どの品種も入手もしやすいです。
現場に合わせてお好みの品種を選ぶと良いでしょう。
種類 | 写真 | 特徴 |
マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅) | ・横張りのあるシャリンバイ。 ・葉の形がシャリンバイよりも幅が広くて丸みを帯びる。 ・樹高は最大1.5mほど。 |
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ベニバナシャリンバイ(紅花車輪梅) | ・シャリンバイとインディカの自然交配で生まれた品種。 ・原産国は中国南部。 ・更に交配されたものは園芸品種として流通している。 ・花は美しい桃色をしている。 |
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ヒメシャリンバイ (姫車輪梅) |
・葉が小さいのが特徴の変種。 ・新芽が赤く上品で、小葉で詰まった草姿は垣根に向く。 ・シャリンバイに比べて上へ伸びる性質がある。 |
どの品種もそれぞれ特徴があり、おすすめです。
背を出さず、横へ葉ばりを広げていきたい方は、マルバシャリンバイがおすすめです。
マルバシャリンバイは、この品種の中で一番背が出にくいです。通常のシャリンバイに比べて、大きくなりすぎる心配はありません。
ピンクの花が見たい!という方は、ベニバナシャリンバイがおすすめです。
このシャリンバイは意外と葉ばりが出ません。自然樹形に仕上がります。
小さい葉っぱ、赤い新芽、ほのかなピンク色の花を見たい!という方には、ヒメシャリンバイがおすすめです。
個人的にはヒメシャリンバイが一番おすすめです。
これら品種の中で一番背が出ます。大体高さ100~120cm程度は流通しております。生垣にされている方は珍しいので、おしゃれな生け垣に仕上がると思いますよ。
いかがでしたでしょうか。
シャリンバイは、耐潮性に優れ沿岸部に向くだけでなく、大気汚染にも強いことから排気ガスの多い道路沿いでも生育できる非常にタフな植物です。
白い梅に似た可愛らしい花が咲くため、花も葉も楽しめる魅力的な樹木だと思いました。
品種も様々なため、いろんなところで提案できると思いますよ。
最後までご覧いただきありがとうございます。