こんにちは。ラフと申します。
オンライン日本語教師を2ヶ月ほどしていました。合計で140レッスン以上を行いました。一ヶ月あたり70レッスンを行ったことになります。
このニヶ月間で苦労したことを述べていきたいと思います。今後の記事では、楽しかったこと、稼げる大体の金額についても紹介をさせていただきます。
前回の記事はこちら
【実体験】オンライン日本語教師|2ヶ月やってみて苦労したこと
上記記事で完結するはずでしたが、まだまだありました。今回は、もう少し踏み込んだ内容に絞ってまとめました。
それでは紹介していきます!
オンラインレッスンで苦労したことPart2
生徒との人間関係の構築
これは一番大切であり、難しいと言えます。画面上でのレッスンですが、これは人対人のビジネスです。生徒との間でうまく人間関係を作っていくことがとても大切です。
わたしは前職で営業職をしていました。初対面の人と話したり会話をすることには比較的慣れています。ですがオンラインレッスンでは、直接面と向かって話すのとは違う空気感があります。
電波が悪く聞き取れないこともしばしば
前回の記事でも紹介させて頂きましたが、オンラインレッスンはインターネット環境に大いに左右されます。ネットワーク環境が悪いと生徒さんに何度も同じことを言ったり、こちらが同じことを教えたりという事が発生してしまいます。
生徒さん側も理解してくれていますが、やはり直接会話するのとは少し違いスムーズなやり取りや人間関係の構築は難しいです。
オンラインレッスンはネットワーク環境に左右され、対面に比べて人間関係の構築が難しい。
レッスン回数を重ねたり、ニーズや話をよく聞き生徒さんの興味にあったレッスン内容を考えていくことができれば、自然と信頼関係が生まれて来ます。
英語を使って日本語を説明
これも必然的に起こります。予約をしてくれる生徒さんのレベルは様々です。また、日本語を学習する目的やゴールも様々です。
仕事、恋愛、趣味、面白そうなど生徒さんのニーズは異なります。
ある程度日本語を習得している中級者〜上級者の生徒さんとのレッスンは、全て日本語でOKです。ですが全くの初心者から、少し勉強をしてきた初心者の生徒さんには英語でレッスンを行うことがほとんどです。
わたしは大学時代、一年間イギリス留学をしていました。
たった一年間の留学なので、全然ペラペラではありません。もちろん、自分で勉強はしてきましたが、何年も海外へ住んでいたり、仕事で海外勤務をしている人と比べてもまだまだ英語力は低いと言えます。
レッスンではバリバリ英語で解説
心が折れそうな時もありますが、レッスン中はわたしが先生です。生徒さんをリードしてテンポ良くどんどん新しいことを教えていくことが大切です。
不十分な英語力で一生懸命教えています。最初はつまったり、どうやって説明したら良いかわからない言葉がたくさんありました。
人は自然とその環境に慣れていく生き物です。
がむしゃらにやっていくうちに、スムーズに教えていけるようになっていきました。
今ではアメリカ人やイギリス人、フランス人などの生徒さんに対しても堂々と英語で日本語のレッスンをしています。
英語ネイティブの方に対してつたない英語で説明。なんともシュールな絵ですが、笑
生徒さんはわたしの説明を十分に理解してくれているようですし、わからなければちゃんと「こうゆうこと?」と聞き返してくれます。英語が完璧じゃなくても大丈夫です。
教えようという熱意が本当に大切だと気づきました。
予約や生徒数のコントロール
これは本当に難しいですし、今でも苦戦しています。
わたし個人的に、オンライン日本語教師意外にも色々と取り組んでいることがあるので、一日あたりの予約は2〜3件程度が理想です。また、レッスンとレッスンの間もできればあまり開かずに行いたいです。
ですが、これは待つビジネスなので、こちらからこの時間に予約をして欲しいや、生徒を選ぶことはできません。
生徒さんのほとんどは日本ではなく、海外に住んでいます。時差の関係もあり、時間帯によって、北米のアメリカ人の方が多くになったり、ヨーロッパの方が多くになったりします。
わたしの場合、基本的にAM9:00~PM4:00の間で予約可能としています。
北米の生徒さんたちは主に午前中の予約が多いです。向こう時間でいうと夕方から夜にかけての時間帯になるからです。そしてヨーロッパ系の方達は午後からの予約が多いです。向こう時間で早朝になるからです。
このように時差があるので、レッスンとレッスンの予約が空いてしまいます。ここは、このビジネスの欠点になるのかもしれませんが、こちらの希望時間内で予約が行われています。
基本的に待ちのスタイルなので、予約を完璧にコントロールするのは難しいです。
レッスン単価の値上げ
これも苦戦しましたし、現在進行形でも苦戦しています。
レッスンの単価を上げるのは、本当に難しいです。
わたしは日本語教師初心者なので、最初は生徒にたくさん迷惑をかけてしまうかもしれないと思い、安価な価格設定をしていました。その後、徐々に慣れてきた頃に少しずつ価格を上げていきました。
ここまではいいんですが、わたしが行っているオンラインレッスンのプラットフォームのシステム上、既存の生徒さんの価格を変更するには、生徒さんに了解をいただいて行う必要があるんです。
何回もレッスンを重ね、お互いに親しい人間関係になってきているところで、価格UPの話はかなり切り出しにくいことです。その後の生徒さんとのレッスンも気まずくなってしまいそうですし、価格UPを機にレッスンを辞めてしまうかもしれません。
色々と想像ができますが、安値でレッスンを行いたくないのも事実です。
またわたしが利用しているサイトは、事前購入型です。生徒さんはわたしとのレッスンで必要なパッケージを事前に購入し、レッスンを予約してくれます。
色々と悩みましたが、
「この日までは今の価格でパッケージを購入できます。しかし、この日以降の購入分は価格変更後の値段になります。」とアナウンスすることにしました。その結果、生徒さんは必要な分のパッケージを購入できますし、その後の価格変更も納得いただけるはずです。
パッケージが無くなり、価格変更後の値段でも継続したいという生徒さんも中にはいました。価格がUP後も今まで通り、わたしとのレッスンを継続したいと思ってくれる生徒さんがいるのはとても嬉しいことですね。
全員がそうではないと思います、最初の価格が魅力的でレッスンを受講したいとはじめた生徒もいるはずだからです。
ですが、ずっと安値で教えていくことはモチベーションも下がりますし、難しいですよね。
適度に価格変更のアプローチをしていくことも自分の価値やレッスン単価を上げる上で重要だと思います。
いかがでしたでしょうか。
今回は、オンライン日本語教師で苦労したことPart2を紹介させて頂きました。前回の記事も含めて、全て実体験で書かせて頂いております。二ヶ月経ちましたがまだまだ初心者です。
この記事が参考に慣れば幸いです。今後も気づいたことがあれば、オンライン日本語講師について紹介をさせて頂きます。
以上、ラフでした。