植物の世界

【厳選】春に咲く!失敗しない!とにかく楽!グランドカバープランツ6選

 

こんにちは。ラフと申します。

春は、植物の芽吹きや開花がとても美しい季節です。

自分のお家にも春に開花するものが欲しいなと思っている方も多いのではないでしょうか。

個人のお家でしたら、スペースが限られていたり、管理することを考えると、
何を植えようか、悩みますよね。

植物の中には、生育が旺盛なものや、大きくなりすぎるものが多々あり、選択するのが難しいですよね。

 

そんな方のために

春に花が咲き、管理がとても楽で、失敗しないグランドカバーを6種類厳選させていただきました。

 

個人的におすすめ順でランキングをつけさせていただきました。

まずは、ベスト6から紹介していきます。

 

6位 ポーチュラカ

スベリヒユ科 ポーチュラカ属 一年草・多年草(品種によって)
花の色:白、オレンジ、赤、紫など
時期:4月下旬〜10月

こちら、5月に開花する植物の中でも紹介をさせていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=EqvHKBPaGHQ&t=25s

ハナスベリヒユとも呼ばれ、多肉質な葉や茎を持つ見た目が非常に愛らしいグランドカバーブランツです。

知らないって方も多いと思いますが、花の時期が4月下旬〜10月にかけてと長く、次々と開花し、花を長く楽しむことができます。日光を非常に好むため、日当たりの良い場所に置くとよく開花します。

暑さや乾燥に強いため、少々水を忘れてしまうズボラな方にもおすすめです。開花は、春先から咲きますが、夏から秋にかけて咲き続けるため、一般的に夏のガーデニングで人気の高い植物です。

背丈が20センチ程度までしかならず、横へ横へと表面を覆いかぶさるように広がっていくタイプなので、小まめな剪定の必要がありません。

これだけ言ってデメリットが一つあります。それは、寒さに弱いということです。霜があたると枯れてしまう可能性があります。冬場の管理には注意が必要です。

 

 

5位 シラン

ラン科 ラン属 多年草(落葉性)
開花時期:4月中旬〜6月
花の色:白、紫

意外だったでしょうか。
実はシランはとても優秀で初心者でも育てやすい植物です。

こちらは、4月に開花する植物で紹介をさせて頂きました。
https://www.youtube.com/watch?v=abB5fvWxrv0&t=109s

こちらを5位に選んだ理由は二点あります。
一点目は、日光がよく当たる明るい場所に植えておけば、暑さや乾燥に強いため少々水を揚げ忘れても枯れることはありません。地植えしても一気に広がるのではなく、生育はゆっくり目でじわりじわりと広がっていきます。

二点目はこの色鮮やかな紫色の花ですね。
やや下向きに咲き、日本人らしい上品さを兼ね備えています。

また背丈は40〜70センチ程度にしかならず、剪定などの必要がありません。

デメリットを一つ挙げるとすれば、落葉性のため冬場は表面部分が枯れてしまいます。凍結するほどの寒さでなければ、冬越しは容易です。

次の春に新しい芽が出て花を見ることができます。

 

 

4位 アジュガ

シソ科 キランソウ属 多年草
花の色:青紫、ピンク
開花時期:4月〜6月

今回紹介する中では、一番日陰に強い植物です。

湿気のなる直射日光の当たらない日向から半日陰を好みます。


園芸品種が多く、葉っぱが斑入りのものやピンク、クリーム色をした花を咲かすものもあります。
通常品は、青紫色の花を咲かす種類です。

背丈は10〜15センチ程度にとどまり、横へ匍匐してマット状に広がっていきます。

そのため、管理の手間がほとんどなく、自然に仕上がります。常緑性で初心者にはかなり育てやすい品種です。

日当たりの悪い庭をお持ちの方で、花が咲くものを植えたいという方にかなりおすすめです。

 

 

3位 シバザクラ

ハナシノブ科 フロックス属 多年草
花の色:濃ピンク、薄ピンク、白
開花時期:4月〜5月

グランドカバーブランツの王道。大人気な植物です。

花が満開になると、まるで一面にピンクのカーペットを敷いたように、隙間なく咲き誇ります。これがこの植物の最も魅力的な部分です。

こちらもポーチュラカのように背が20〜30センチ程度にしかならず、横へ横へ広がっていくタイプのグランドカバーになります。そのため、剪定や管理の必要があまりなくて、初心者でも育てやすい植物です。

濃いピンクのものが特に人気でして、ダニエルクッションと呼ばれています。他の薄ピンクや白などと比べて、この品種だけ花の大きさが一回り大きいです。

ダニエルクッションが大体500円玉程度なのに対して、他の色のものは、100円玉程度になり、開花した時の満開度合いが変わってきます。その辺は、好みになってくると思いますので、お好きな物を選んでみてください。

デメリットを一つ挙げますと、冬場に表面が茶色っぽく枯れてしまい、少々見た目が悪くなってしまいます。
そこを気にしなければ非常に優秀なグランドカバープランツです。

 

2位 マツバギク

ハマミズナ科 マツバギク属 多年草
花の色:ピンク、赤、オレンジ、白
開花時期:5月から10月

マツバギクが二位?
と思った方も多いのではないでしょうか? 意外と知られていませんが、マツバギクには色んな種類があります。

大きく2タイプに分けられ、定番品のピンク色をさす「デロスペルマ」と、濃いピンクや白などを含む「ラプランサス」に分類されます。

この写真のものは、「ラプランサス」です。
一見すると、マツバギクだと分かりませんよね。よく見ると、多肉質でよく見るマツバギクと同じ葉っぱの形状をしています。

そうなんです、マツバギクには実は種類があり、このような鮮やかな濃いピンクのものや白色のものなど様々な品種があります。通常のマツバギクももちろん美しいですが、幅広い品種があることを知り、2位とさせて頂きました。

日当たりの良い場所を好み、乾燥にも非常に強い植物なので、初心者にもかなり育てやすいグランドカバープランツです。また、背丈も10〜20センチほどにしかならず、横へ横へ広がっていくタイプなので、管理も非常に楽です。

花壇の手前に植えると自然と垂れておしゃれな見た目に仕上がります。

 

 

そして、晴れある第一位は、

 

1位 ガザニア

キク科 ガザニア属
花の色:黄色、オレンジ、白など
開花時期:4月〜10月

晴れある第一位は、ガザニアとさせて頂きました。色々と見てきた中で、このグランドカバープランツが個人的に一番おすすめです。

理由は、花の時期が長く、春先から秋口にかけてずっと咲き続けます

また、背丈も10〜20センチと背もでず、横へ横へゆっくりと広がっていく、管理がとても楽な植物です。

また、定番の鮮やかな黄色やオレンジなど落ち着いった色合いが人気の理由です。

実際に植栽してある箇所を紹介させていただきます。

このように自然にゆっくり広がり、自然に仕上がります。
背丈が出ませんので、花壇の手前や鉢植えにもおすすめです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

今回は、春に花が咲き、管理がとても簡単な、失敗しない グランドカバープランツを6選紹介させていただきました。

 

気になるものがありましたでしょうか。

庭に何か植えたいと思っている方に是非参考にしていただきたいです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

ABOUT ME
RIE BLOG
立命館大学卒 在学中一年間のイギリス留学を経験しました。 この留学をきっかけに一人旅・バックバッカーにハマりました。4年間植物系卸業者営業経験を積み、植物の魅力に取り憑かれました。世界中の植物を実際に見たいと思い、ノマド生活に憧れています。旅×植物は、世界を旅しながら各地の植物を見に行くという夢を描いています。