こんにちは。ラフと申します。
オンライン日本語教師を2ヶ月ほどしていました。合計で140レッスン以上を行いました。一ヶ月あたり70レッスンを行ったことになります。
このニヶ月間で苦労したことを述べていきたいと思います。
今後の記事では、楽しかったこと、稼げる大体の金額についても紹介をさせていただきます。
それでは紹介していきます!
オンラインレッスンで苦労したこと
生徒のレベルによってレッスン内容が変わる
これは最初かなり苦戦しました。オンラインレッスンを受講してくる生徒は多種多様です。すでに日本語がペラペラに話せる人から、初心者まで幅広いレベルの人がいます。
また、生徒のニーズも異なります。会話力を高めたい。文法をもっと勉強したい。語彙力を深めたい。など何を勉強したいかも生徒によって様々です。
そのため、それぞれの生徒のレベルやニーズに合わせたレッスン内容を考える必要があり、かなり苦労しています。これは現在進行形で苦戦しています。
回数をこなして来た生徒さんとは、ある程度の信頼関係ができているのでニーズを大体つかめていますが、新規の生徒さんのニーズを掴むのは大変難しいです。
考えた内容が簡単すぎるのも良くないのでちょうど良いところを探してレッスンに組み込む事がとても大切です。
これに関しては今も勉強中です。
日本語の文法は意外と難しい
これは本当に盲点でした。日本語の文法がこれほど細かく難しいとは思っていませんでした。日本語ネイティブだから大丈夫!と完全に甘くみていました。
レッスンをやった事がある人ならわかると思いますが、日本語の文法には日本人が知らない自然と使っているものがたくさんあります。
他の記事でも紹介をさせていただきました。
日本語「〜のが好き」の使い方|How to use “noga suki” in Japanese
日本語で「でしょ?」「だろ?」の使い方|How to use “desyo?” “daro?” in Japanese
※この他にもどんどん更新していきます。
上記の記事以外にもたくさんあり、外国人にとって理解するのがとても大変なようです。
わたしは日本語の文法がこれほど難しいと知りませんでした。
最初は本や教材は何も買わないつもりでしたが、生徒に質問されたりして説明ができないことも多くありましたので、参考書を購入し生徒のレッスンに合わせて、日々勉強をしています。
日本語の文法は簡単そうで全然簡単ではありませんでした。
インターネット回線に左右される
これも想像がつくと思いますが盲点です。オンラインで授業を行っていますのでどうしてもインターネット回線に左右されています。
こちらのインターネット回線が良好でも、生徒側が悪ければつながりにくくレッスンをスムーズに行う事が難しくなってしまいます。
生徒さんは時間単価(一時間あたり)でレッスンを購入してくれています。
出来るだけ時間いっぱい受けてほしいという気持ちを持ってレッスンに取り組んでいます。しかし、ネットワーク環境が悪いのは致命的です。どうすることもできないですし、時間のロスになってしまいます。
生徒側のインターネット回線が悪いのは、生徒もわかっているので仕方がいないことですが、先生側のインターネット回線が悪いのは致命的です。スムーズにレッスンが行えないと、生徒もせっかくお金を支払い受けてくれている時間が台無しになってしまいます。
わたしはこのオンラインレッスンを始めるに当たって、楽天ひかりを導入しました。比較的早く、キャンペーン中だったこともあり他と比べて安く利用させてもらえています。
オンラインレッスンを行うためには、ネットワーク環境が良いことは絶対条件なので、その点で少しでも不安に感じている人は新しいものに取り替えることをおすすめします。
わたしは現時点で楽天ひかりを利用していて、問題なく使えているのでこのまま継続していこうと思います。
各生徒への教材づくり
これも割と避けて通れません。もちろん同じ教材を別の生徒に使う場合もあります。これは似たようなレベルの生徒には使えますが、ある程度日本語が上達したレベルの生徒には難しい場合があります。
その際は、それぞれの生徒のニーズに合わせたレッスン内容をカスタマイズしています。これがまた大変な作業です。
わたしにこんな生徒がいました。
「中学校の理科の授業をやってみたい」と希望してくる生徒もいました。わたしは中学校・高校の理科教諭免許を持っており、それに興味を示し希望してきたんだと思います。しかし、どこの分野をしたら良いか、何年生の範囲がいいか、漢字はどれくらい読めるのか色々と考えなければなりません。そもそも全部忘れてしまいましたし、、笑
生徒に興味がある分野の内容でレッスンを考えることはとてもいいことですが、その裏ではとても苦労しています。
教科書を使ってレッスンをしていくことも可能です。その方がいい場合もあります。しかし、同じ教科書を持っていない生徒さんもいますし、色んな目的で日本語を勉強していますので、全ての生徒さんと教科書でレッスンは難しいと言えます。
わたしは出来る限りカスタマイズして、オリジナリティのあるレッスンをすることを心がけています。大変ですが、、笑
いかがでしたでしょうか。今回は、オンライン日本語教師をして二ヶ月が経ちました。その過程で苦労したことを紹介させていただきました。
合わせて読みたい
【実体験】オンライン日本語教師|2ヶ月やってみて苦労したことPart2
日本語教師は簡単そうに見えて意外と難しいです。わたしは甘くみていて痛い目を見ました。今では大変ですが、レッスンの前にたくさん予習をしたり、教材作りに励んでいます。
この記事が皆さんの励みになれれば幸いです。もっと良いオンライン日本語教師になれるようにこれからも頑張っていきます。
以上、ラフでした。